いつか、あなたがここにいたら
最後に書いてから3年近く経ってしまった。
「5年ぶりに始めます!」とか言って、すでに3年経過って!時が経つの早すぎるな。
今日はゴールデンウィーク後の平日。週も半ばで午前1時。
寝るには少し惜しい時間だから、なんとなく雑記でも書いてみようかな。
今は3年前の自分には想像できないような世の中になってるよ。そう思うと、いつか見つけたときに楽しくなるような記録を残してみたい気持ちになる。
自分自身はといえば、本当に何も変わらないまま大人になり続けているんだけど。
前の記事はちょうど就活の終わりが見えた頃だったと思う。
それからわたしは内定をいくつかもらって、相当悩んで、最終的に「一番面白そう」という理由で今の会社を選ぶんだ。
面白そうなのは仕事の内容じゃない。
セフレみたいに始まって、いっとき好きになった男性が働いている(と、偶然面接の段階で知った)会社だったから。
べつにもう関係も終わっていて、ただ軽い気持ちで選考に進んでみたらありがたいことに内定まで頂いてしまったんだった。
入ってみて、まあ間違いではなかったなと今は言える。仕事も楽しいし、やりがいもある。職としては夢を叶えた形になったし、達成感も充実感もある。
強いて言うならお給料はもうちょっとほしいかな。
それでも入社してすぐは、なぜかタイミング悪くあらゆる人間関係に悩みまくって。
仕事でも、プライベートでもびっくりするほど人付き合い(すべて男)で悪いことしかなくて、めちゃくちゃ体調崩したりした。
就活を経て、思春期ぶりに自分とはなんたるか、何が自分たらしめているのかをこんこんと考えるようになってしまったから、余計にこんがらがったりして。
好きな男とは両思いの確認があったうえで、相手の都合で「付き合わない」という選択をするものの、なんだかんだほぼ同棲に。
まぁ1年後には付き合ってもないのに振られるんだけどね。
友達だと思ってた男性とは金のやり取りで縁を切ることになるし、会社の同僚達にはつまらないことでネチネチいじられたりするし、クソ男伝説を刻み尽くすことになる。
仕事は相変わらず手が遅くて、終電も逃したりして、情けなくて泣きながら歩いて帰ったりもする。
それでも時間の経過ってすごいもので、そんな自分にも後輩ができ、少しずつ仕事でできることも増えてきて、同僚ともわりとうまくやれてたりするんだよ。
まあ男運は変わらないんだけど。
そんな同僚に、こんなふうにコロナウイルスの危険性が広まる前、1月くらいかな、タロット占いをしてもらった。
現在の自分に金貨の逆位置、過去の自分には月の正位置。未来の自分に8本の剣の逆位置。
異性に対して思うものは塔の正位置。相手から見えた自分は3本の剣の正位置。
問題点や打開策としてのカードは剣のエース、逆位置。
いわく、「クソ男アレルギーがあって人間不信になってるが、これまでやらかしてきたことを正そうとしてるのは正解。先には勝利がある。でもそこに迷いがあるのは確か。
しかし間違ってないとカードは言ってる。王道に正当な人間を好きになる努力をしろ!」とのこと。
正当な人間って、どういう状態なんだろう。
彼氏がこんなに長くいないのは初めてだけど、その間にもひどい男性とよく関係を持っていた。
むしろすべからく人間には嫌なところがあって、それを自分が目ざとく見つけてしまうぐらいの認識だったから、人間だれしもクソで、もちろん自分だってクソなわけで、よく人から聞くような「いわゆるフツーの」男性像が全然分からない。
人を罵倒しないで穏やかに過ごす男性、本当にいるの?週末、一緒に出かけてくれる人が実在するの?
と、こんな具合に占いどおりの発想をしてるので勝利には程遠いようです。
ちょっとだらだら書きすぎちゃったな。
そういえば描かなくなっていた絵を描いたりしてるし、ロードラ以降ハマることないと思ってたソシャゲ、それも女性向けにどっぷりハマってるし、推しに課金なんてこともしてる。
ポルノのライブで泣いたりするし、米津は当ててるけどなんとライブが中止になってしまった。
一人で映画をよく見るようになって、7年ぶりに高校の友達に会ったりして、数少ない友達が結婚していく。
取り寄せたMr.cheesecakeは半解凍でシャリっと食べるのが美味しいし、体重は5キロ増えた。
生活が続くこと、生きることに実感がなくて、いつだって死んでいいと思いながら、なんだかんだ歳をとってくんだなぁ。
たぶん明日にはこのことを忘れてしまって、いつかまた見つけては振り返ってみたりするんだろう。
コロナウイルスがどうなるかも分からないけど。
悪くないから、たまには立ち止まってみてもいいかもね。
今もここにいたらって、不甲斐なく思ったって悪くない。
とりとめもない雑記でした。
君とひとり夏フェス
めちゃめちゃアツいお題を引いた。
とても長くなっちゃったけど、ひとりで夏フェス行ったよって話です。
わたし、ほんの数日前、某ロッキンにいってきたばかりです。
じつはわたしはポルノが好きで好きで仕方がないのですが、なんと今年ロッキンに初出演だったんですよね。
個人的にはあのでっかい舞台で跳ねて楽しそうにしている二人を最前で見ることができて、一生モノの思い出だった。
あれは5月か6月か?
ちょっとツイッターで騒がれていたので、もしかして…なんて思ってた。
ポルノのファンの方のあるツイートをメンバーが拾い、引用で発言。そこから「ポルノのフェスのセトリ」論争が半ば公式から強引に始まったな、という出来事があって。
そこから各人の思う「さいきょうのせとり」がツイッター上で繰り広げられていた。
王道を揃えたものやカップリングを詰め込んだもの、古い曲で固めたものやMC予想なんてしてる人たちもいた。
そして来たる発表のFC会員のメルマガを見たとき、ファンとしてこれは結果を見にいくっきゃないだろうと心を決めて。
それまではちょっとした理由があって、今年からはもう行かないんだろうなと思ってました。
そんなお話をします。
というのも実はロッキンは今年で三年目の経験で、今までは元彼といっしょに参戦していたんですよね。
共通の好きなアーティストがいて、向こうの誕生日が夏だったこともあってプレゼントという形でチケットやらなんやらを贈り、そのアーティストを目当てに普段なかなかできないデートのひとつという感覚で行ってた。
でも音楽フェスなのに、じつはお互い音楽の話ってあんまりしたことがなくて。
本当におかしい話だなと思うけど、元彼とは大学の軽音サークルで出会っていて、一緒にバンドも組んでいるんですよ。
それなのに詳しい話(というほどのものでもないけど)を避け続けてきて、たぶんお互い音楽の趣味似てるよね、ってくらいの認識でしかなくて。
まあ、なんとなく共通の好きなアーティストとそれに関連するジャンルを各自おさえてる、くらいの認識でした。
それが何を引き起こしたかといえば、価値観の相違と退屈。
お互い口にはしなかったけどちょっと態度には出ていたくらい、つまらなかったんじゃないかなと思う。
一緒にいることは楽しいけど、音楽の楽しみ方がまるで違っていたことをうまく受け入れられなくて。
たぶん背景には音楽の楽しみ方とかそれ以前にお互いの人間性や、二人が抱えていた問題、立場、それまでの環境みたいな前提もあったと思うけど。
せっかくの楽しい場所と時間なのにちょっとしたことで喧嘩をしたりしていて、こういう機会を綺麗な思い出にできない自分がまた嫌で。
ライブと違ってこういう大型のフェスってあんまり一人で参加するイメージはないし、あんまり前向きではなかったんですけど、やっぱり好きな人たちが初出演っていうなら行かなきゃいけないなと。
結論でいえば、ひとりで夏フェス、本当に行って良かったです。
同時に、わたしはきっと億劫になりすぎてたくさんの素敵なものを見落としてきたんじゃないかなあと思ったりもしました。
好きな人と来る夏フェスはたぶんフェスの内容より一緒に楽しむことに気持ちが集中していて、ただわたしは不器用なので、それと同じくらい本命のライブを楽しみたくてしょうがなかったのとうまく両立できなかった。
わたしが好きだと思ったライブも、その日を選んだのも元彼にはあんまり気に入ってもらえなくて、1日の終わりに「もう来年からこいつのために来るのはやめようぜ」なんて言われてしまったのを未だに引きずり続けていた。
わたしはなんだか、きらきらした記憶を汚されてしまったような気がして寂しかった。
今回は一人なので、したいこと、見たいものにモチベとテンションを全振り。
そうしてみたら今まで見たことのない景色が見られて、ほしいものを買って、後悔なんて一ミリもないくらい楽しかったんですよね。
でもこれはきっと一人だからできたことじゃないと思う。元彼といたって体験できていたはずなんだと。
相手の顔色ばかりを窺わないで、純粋に、自分が楽しもうとしていれば良かったのかなあなんて思ったりしました。
なによりわたし、ひとりで来たのに、ライブがいざ始まるとこんなに多くの人と共有しているんだなあって気持ちになったりして。
数日前の出来事なのに、まだ気持ちがほくほくしてるくらいにはたくさんの何かをもらった。
好きなものをやっぱり好きだと思えた、初めてこんなに近くで好きな人たちを見た。
きっとおんなじ気持ちの人たくさんいるんじゃないでしょうか。フェスはいろいろな人がいるから、全然違う見方をする人もたくさんいるはずですよね。
みなさん、お疲れ様でした!
長々と語りすぎました。
夏フェス、来年も行きたいなあ。
あけたピアス
はじめまして、真崎です。
8月8日からはじめるブログ、なんと約5年ぶりです。
すっかり離れたネットにちょっとずつ爪先を浸してる感覚。
時代はこの5年で完全に変わったなあ。
果たしてわたしはどうだろうか、
奇数じゃないと恋がうまくいかないんだよって、誰かに教わったジンクス。
ピアスの穴は5つ。
あのときはかっこいいと思って開けたのに、今じゃほとんどつけることもなくなって、でも塞がらなくて。
塞がらないようにたまにピアスをつけたりして。
こんな矛盾を繰り返して生きてるんだなと実感した。
空気を吸って吐いたら、きっと少しだけ何かが消えているはずなので、そのぶんだけ生きてる証明になるんじゃないかって。
140字じゃ足らない話をこっそりしていきたいきもち、
どうぞよろしくお願いします。